(日 時)平成30年2月16日(金)10時~12時

(場 所)県立奄美図書館 4階第1研修室

(講 師)鹿児島県精神保健福祉センター 所長 竹之内薫先生(精神科医)

(内 容)「精神障がいの基礎知識とかかわりについて」

(参加者)就労支援事業所、指定特定相談支援事業所、医療機関、行政等 45名


この研修は、精神障がいのある人の支援に関わる者が、その生活に影響を及ぼす精神疾患について理解を深め支援における質の向上を目的として開催されました。

講師の竹之内先生は、まず疾患別の症状や問題点、事前の兆候などさまざまなケースを念頭に、接し方や心のケアについて説明されました。又、自殺の大きな動機となるうつ病や、発達障がいの行動や機能について説明し、環境を整える重要性と精神科医療だけでなく、家族や福祉、行政などのあらゆる機関の連携と寄り添いの大切さを訴えました。

参加者からは、「資料の内容も細かくわかりやすかった」、「障がい・症状によって対応が違うことが少し理解できた」、「今後の利用者への支援のポイントが学べました」という感想が聞かれました。

今後も、就労支援事業所や相談支援事業所等、地域で障がいのある人への支援に関わる人たちで学習を深めていきたいと思います。