令和4年度 北部地区子ども支援netを開催しました。

今回、龍郷町りゅうがく館にて、奄美北部地区(龍郷町、奄美市笠利町)の支援者を中心に、研修及び多職種連携に関するグループワークを実施。

新型コロナ感染予防対策の配慮を行った上で、久々の対面開催となり、療育機関、相談支援、医療、学校(小、中、高)、保育、行政機関などから、50名を超える方に参加がありました。

研修では、オンラインの環境を活用し、鹿児島大学大学院臨床心理学研究科の高橋准教授によるミニ研修「感情を調整する力の発達とその支援」を開催。

後半は「多職種連携」に関する意見交換を実施。それぞれのグループで活発な意見交換が行われました。

「学校(高校)での取り組みの共有」「保護者や家族など周囲の理解」「地域の検査機関の現状」「人材不足の解消」「相談先の周知」「機関を超えた連携の方法」などの意見が出されました。

また、こういった機会で「顔の見えるネットワークつくり」を行うことの有用性についても多くのグループから示されました。

コロナ禍という事で、なかなか直接顔と顔を合わせてお話しする機会を作ることが難しい状況ですが、それでも、オンラインの環境なども活用しながら、今後も地域の支援者の「顔の見えるネットワーク」を拡げるための取り組みを続けていきます。

 

1.開催日時:令和4年6月20日(月) 13:30~16:00

2.開催場所:龍郷町りゅうがく館 講堂

3.実施内容

 〇ミニ研修(鹿児島大大学院准教授 高橋 佳代氏)

  「感情を調整する力の発達とその支援」

 

 〇グループワーク

  「奄美北部での障がい児やその家族を支える人たちの連携について」

 

北部地区子ども支援net(記録)_20220620